10非農業部門就労者数は27.1万人増と、市場予想18万人に対して1.5倍の強い数字が発表されました。
これにより1~10月の平均増加数は好調の節目となる20万人を超える形となりました。失業率も5.0%で前月よりも低下し、完全雇用の目安としていた4.9%に限りなく近い状態です。

そして、以前からイエレン議長が“内容が大切”と発言していますが、その部分についても平均労働賃金は前年比2.5%上昇、不完全失業率は改善と利上げを後押しする材料が続きます。
先月まで、12月利上げに対して懐疑的な状況はありましたが今回の発表で空気は一転しました。

【エコノミストの意見は、12月利上げにが大勢】

●バークレイズ=ロブ・マーティン氏
利上げ開始の予想を「2016年3月から今年12月」に前倒しした。10月の雇用統計は非常に堅調で広範な力強さが目立つ。雇用市場が8・9月の減速から完全に回復したと見ている。

●ITGインベストメント・リサーチ=スティーブ・ブリッツ氏
10月の雇用統計が12月の利上げをほぼ確実にするものだというのは明白だ。FOMCは年内に最初の利上げを実現したいとの思いから、認識される全体像ほど詳細項目を気にしておらず、今回の統計から全体像はかなり強い。

●プランテ・モラン・ファイナンシャル・アドバイザーズ=ジム・ベアード氏
統計発表前には12月利上げの確率が五分五分だったことを踏まえると、雇用拡大ペースの持ち直しで、FRBによる利上げが早めに実施されるとの見方は明らかに高まる。ただ、政策担当者が12月の行動開始を決断するかどうかはまだわからない。

上記はロイターやウォール・ストリート・ジャーナルから、目立った意見をピックアップしたものですが、今回は「年内利上げ濃厚」いう論調が目立っています。イエレンFRB議長が議会証言で12月の金利正常化をめぐり「可能性がある」と異例の発言をした後だけに今回の雇用統計のインパクトは強烈なものとなりました。

利上げを織り込む相場展開へ、過剰反応ではチャンスも?

今回の雇用統計が強く12月利上げが濃厚となったにも関わらず、NYダウは46ドルのプラスで引けました。
以前であれば、利上げが意識されると相場全体が大きく下落していた事を考えると、これは大きな変化だと思います。

この状況を見る限りでは、仮に12月に利上げが実施されたとしてもマーケットの動きは限定的だと予想されます。ただし、個別株においては利上げが意識された動きがあるので、そこは注意する必要がありそうです。

雇用統計で利上げ観測が高まったことで、業績の押し上げ期待から銀行株がドンドン買われました。反対に利上げが足かせになる公益事業や不動産が売られました。また、新興国株についても資金引き上げで売られる可能性があります。

あくまでも個人的な考えですが、米国の利上げに関しては非常に小規模でユックリと行うと予想されているので、実際には株価の反応ほど企業の業績に影響を与えるものではないと思っています。

暫くは利上げを意識して展開になるかもしれませんが、実施後には下落した銘柄などにも見直し買いが入る可能性はあります。個人的には、大手電力会社のデューク・エナジーは株価下落で配当利回りが5%に近づいてきたので注目しています。

また、新興国についてもバンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETFをチェックして、過剰に下がれば購入を検討していきます。

今回は11月下旬からクリスマスまでの商売活況期(ホリデーシーズン)に向けての雇用を多分に含んでいると思うので、実際には年明けからの雇用統計が重要だと思っています。利上げの12月実施確率は高いと思っていますが、その後は想像よりも更に緩やかなペースでの利上げになる可能性があると考えています。


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