11月の非農業部門就労者数は17.8万人増と、市場予想の17.5万人を上回る結果となりました。ただし、過去2ヶ月分が2千人の下方修正になっています。

9~11月の3ヶ月平均は17.6万人で堅調の目安となる20万人を下回ってます。ただし、最近は完全雇用に近いという点が考慮されて10万人~15万にならば充分という意見が目立ってきました。

失業率は4.6%で市場予想4.9%よりも良好で10年程度前の水準に改善。米国の労働体系を考えれば、5%前後の水準は限りなくパーフェクト!FOMCの見通し水準よりも堅調ですので、利上げは決定的か?

ただし、労働参加率が前月よりも0.1%下がっている点を考量すると、手放しで数字を評価することはできません。もっとも、完全雇用に近い点は誰もが認める水準だと思います。

FOMCの注視する不完全雇用率(フルタイムで働きたいけど、仕方がなくパートタイムで働いている人たち)も前月よりもさらに減少し9.3%でグッド!平均失業期間も短縮しているので雇用面は強いと言えます。

今回の内容で、市場関係者の多くは12月利上げに確信に近いものを持ったのでは?と思います。・・というよりも既に織り込まれている状況で市場の反応も限定的でした。

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利上げペース加速論がトーンダウン?

今回の雇用統計では平均賃金と労働参加率が冴えない状況です。

最近はインフレ期待もあり利上げペースが加速すると考えるアナリストが増えてきました。今回の発表では平均賃金が前月から低下しており期待にストップをかける内容。金融セクターなど利上げが後押しになる銘柄は注意が必要です。

ただし、米11月ISM製造業景況指数が高水準だったことや7〜9月GDP改定値が前年から3.2%増と強気な材料が多いので過剰に不安視するのも反対です。

平均賃金や労働参加率も単月で判断するよりもトレンドが重要なので、来月の雇用統計の結果が大切になってきます。(単月だけ良い悪いは頻繁にあります)

現在の米国セクターはトランプ政権への期待値で動いている部分が多くあります。しかし、まだ何も実行されていない段階ですから、実際には強いと思っていたセクターが思ったよりも恩恵が無かったり、弱いと思っていたセクターが好業績となる可能性も充分にあります。

私は期待値よりも業績(決算など)で判断して売買をする方法に徹する考えです。期待はその時々で大きく変動してしまいますが、業績には大きなブレがありません。米国経済のように右肩上がりが続いている強い市場は、根拠に乏しい期待や予想よりも業績で考えた方が確実だと思います。

いずれにしろ、米国経済に関してはプラス材料が多いので、現在の史上最高値も普通の出来事です。経験が浅い人にとっては個別銘柄の選定が難しい時期ですので海外ETFも選択肢に加えた方が良いと思います。

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米国株取引が可能なネット証券 ~メリット・デメリットを解説~

米国株は、大手ネット証券のマネックス証券・SBI証券・楽天証券の3社で取引が可能です。

管理人はマネックス証券に優位性を感じており米国取引のメイン証券にしています。各社ともメリット・デメリットがあるので自身の目的に合わせて証券会社を選択する事をオススメします。

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