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金価格は生産コストが目安?

年々上昇を続ける生産コスト【コラム】

金価格のチャートを見て「以前と比べれば、今は割高!」と考える人が時々います。
しかし、金価格においては昔の価格はほとんど参考にならないという意見も多いです。

その理由は、金生産コストが以前とは比べ物にならないほど上昇しているからです。
例えば金生産で有名な南アフリカは2002年の時は1オンス=約200ドルでした。それが2012年には1200ドルを超えているのですから6倍以上になっています。

上昇の理由はたくさんあるのですが、もっとも大きな理由は金が簡単に採掘できる浅い部分のものは掘りつくしてしまった事があります。現在は地下3000メートルまで掘り下げないと金鉱脈に行き着きません。当然ですが重機や費用は跳ね上がります。
また、金生産を行っている国は新興国が多いので、人件費の高騰も相当なものとなっています。

このような生産状況の中で金価格が以前の水準になった場合は、生産が続けることはできません。そういった事から、生産コストを知っておくと金価格の下値予想の目安になるとも言われています。

2015年4月で考えると、1オンス1200ドルくらい(日本の売値で約5,000円)ですので、ほぼ生産コストと一致している状態です。生産コストから考える金価格としては、とても割安と言えますね。

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