6月の雇用統計は非農業部門の雇用者数がポジティブな結果となりました。ただし、平均時給などの内容では弱さが目立つので必ずしも手放しで喜べる状態ではありません。

6月の非農業部門の雇用者数は22.2万人増で市場予想の17.9万人を大きく上回りました。イエレンFRB議長は完全雇用下では7.5万人~12.5万人が適正と考えている事を考えると、非常に強い数字です。

気になるのは3ヶ月平均です。4-6月期で19.3万人増です。管理人は15万人を超えればOKと考えているので非常に強い印象です。また、今回の平均は2016年4-6平均としても3%の上昇になります。

失業率に関しては4.4%で前月と市場予想の4.3%よりも悪い数字です。ただし、労働参加率が前月よりも改善した事が理由と想像できるので、気にしなくて良いと思います。

雇用の質として注目される平均時給は前年同月比2.0%上昇で市場予想の3.0%に届きませんでした。

全体として成長トレンドですが、賃金の伸びがイマイチです。現状の労働参加率や失業率を考えると賃金が伸びるのが普通なのですが、その通りにはなっていません。

今回の結果は雇用者数が良いので一時的には株価にプラスになると思いますが、中身についてはイマイチですので持続的な株価上昇に寄与する内容とは思えません。

7-9月期は株価が比較的弱い時期となります。しかし、10-12月期が強い事が多いので、管理人はこの時期に株価が下がった時には買っていく方針です。

個人的には一時的に調整がみられるハイテクセクターなどは面白いと思っています。ただし勝ち組と負け組の入れ替わりが激しいのでETFを活用するのも良いと思っています。

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