米国市場が暴落すると、価格が上昇する?不思議なETF
ETFの中でも、異彩を放つ存在が、「国際のETF VIX中期先物指数」です。
アメリカの代表的な株価指数であるS&P500とVIX指数は反対の値動きをする傾向があることからリスクヘッジ(下落損失の回避)に向く商品として注目されています。
過去にVIX指数が上昇したのは、こんな時!
VIX指数は通常は10~20くらいで推移している事が多いのですが、大きな事件が起きた時には数値が跳ね上がっています。例えば、2001年のアメリカ同時多発テロでは数値が43.74と跳ね上がりましたし、世界中を混乱に陥れたリーマンショックでは89.53と数値が急騰。また2010年のギリシャ発の欧州債務危機でも45.79と高い数値となっています。
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国際のETF VIX中期先物指数の特徴
「円換算したS&P500 VIX中期先物指数」に連動する運用成績を目指すETF。
米国株式を代表する優良銘柄で構成されたS&P500と反対の動きをする傾向があります。
(米国株式が大幅下落した時は上昇する事が多い)
ただし、米国株が右肩上がりを継続している状況下では、このETFを長期保有すると、ゆるやかに下落していく可能性が考えられます。基本的には短期売買(1ヶ月以内)で力を発揮するETFです。
◆カブドットコム証券を利用すれば、売買手数料が無料
「国際のETF VIX中期先物指数」の売買では、通常は株式売買と同等の手数料が発生します。
しかし、カブドットコム証券のフリーETF(売買手数料が無料)に選出されているので、同証券を利用すれば売買手数料は無料となります。(同証券の赤字サービス?だと思われ、非常にお得だと思います)
※フリーETF(手数料無料)⇒銘柄一覧
◆信託報酬(年間の運用管理費用)
ETFは運用管理費用として信託報酬が発生します。
信託報酬は年0.36%(税抜き) 信託財産留保額0.05%
《アドバイス》
この商品は短期売買が原則ですので、信託報酬よりも売買手数料を抑えた方がコスト削減に有利だと思います。どの証券からでも購入できますが、手数料無料はカブドットコム証券のフリーETFだけですので、そちらを利用するのがオススメです。
カブドットコム証券のフリーETFは大注目!
インデックス系の商品は指数に連動する事を目的としているため、どの商品を選択しても内容には大きな違いがありません。ただし、コストは各商品で違いがあるので、基本的には最安水準の商品を選ぶのが良いでしょう。(保有期間が長いほど、将来リターンの差となって表れます)
カブドットコム証券のフリーETFは、売買手数料が無料。品揃えも国内投資ならMAXIS トピックス上場投信、米国市場のSPDR S&P500 ETFといった、信託報酬が最安水準のラインナップが揃っているので注目です。
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