投資や資産運用の知識が無くても心配いりません。投資信託・外貨投資・ETF・金投資、米国株などをFP(ファイナンシャル・プランナー)が詳しく解説しています。

世界経済インデックスファンド(株式シフト型)をFPが徹底解説!

リターンを追及 運用は専門家にお任せ!

世界経済インデックスファンドと言えば、株式:債券=50:50の比率で人気が高いファンドです。ただし、債券比率が高いと安定感はありますが、リターン期待は小さくなってしまいます。

そして「少しリスクが高くなっても、資産を増やす事を重視したい」という要望から生まれたのが、世界経済インデックスファンド(株式シフト型)です。

株式:債券=75:25にすることで、従来品よりも高いリターンが目指せるのが特徴です。また、投資エリアの配分はGDP比率を参考にしながら専門家が決定するので、ホッタラカシ運用で問題ありません。

参考までに、従来からある標準タイプ(株式:債券=50:50)と株式シフト型(株式:債券=75:25)の直近データを比較しました。基準日は2017年8月14日

●世界経済インデックスファンド(標準と株式シフト)の比較
タイプ 年初来 1年
50:50タイプ 5.11% 14.81%
株式シフト型 6.11% 18.43%

予想通りですが、株式シフト型の方がリターンが良い結果となりました。ただし、値動きの安定感では従来の50:50タイプの方が良い結果でした。それぞれにメリットがありますので個人の好みで選択してください。

 世界経済インデックスファンド(50:50)のメリットをFPが解説

世界経済インデックスファンド(株式シフト型)の特徴

◆世界各国のGDP比率を参考に株式、債券に分散投資

各国のGDP(国内総生産)に応じて日本・先進国・新興国の投資比率を決めています。下の図を見ると分かると思いますが、株式75%と債券25%の資産配分になっており、株式のリターン期待を重視した設計です。

※図は2016年12月の状況:三井住友トラストアセットマネジメントHPより抜粋

各国GDPも毎年少しずつ変化しますので、投資比率は原則年1回の見直しを行います。例えば2016年末には新興国の保有を減らして先進国の比率を高めるように比率の見直しが行われています。

●変更前
エリア 株式(75%) 債券(25%)
国内 7.5% 2.5%
先進国 41.3% 13.8%
新興国 26.3% 8.8%
●変更後
エリア 株式(75%) 債券(25%)
国内 7.5% 2.5%
先進国 45.0%(増加) 15.0%(増加)
新興国 22.5%(減少) 7.5%(減少)

上記のように市場動向等を鑑みて専門家の判断で見直しが行われます。“投資に割く時間が無い人”や“投資経験が浅い人”にとっては、メリットが大きいと思います。

◆長期運用を目的にしている

短期的に利益を求めるのではなく、債券でリスクを抑えながら株式リターンを重視した商品設計!資産運用というよりも“資産形成”という言葉の方が似合う商品だと思います。

「株式比率75%」となっており、基本型の「株式:債券=50%:50%」よりも高リターンが期待できます。その反面、債券が25%と少ない事で値動きの安定感は欠けています。

資産を増やす事を重視する人にとっては楽しみな設計です。

~ 積立投資のシミュレーション ~

世界インデックスファンド(株式シフト型)は商品設計から考えて、長期積立に向いている投資信託だと言われています。設定から3年程度なので明確には言えませんが、類似商品から推察すると年率で約5~10%を目指す設計だと思います。

積立の力を理解して貰う為に、「毎月5万円の積立をした場合」の結果をリターンに応じて予想してみました。
(期待収益率5%・7%・預金0.1%) 注意:数字は保障されていませんので目安程度に見てください。

期待収益率 10年後 20年後 30年後
リターン5% 776万 2055万 4161万
リターン7% 865万 2605万 6100万
預金0.1%(仮定) 603万 1212万 1827万
◆充実内容なのに驚きの低コスト

販売手数料:0%(大手ネット証券 以下参照)
※販売会社によっては、最大で3%(税抜)が取られますので注意
信託報酬:年率0.55%(税抜)
信託財産留保額:0.1%

これだけ多くのエリアに分散投資を行い、運用もホッタラカシでOKという点を考えるとコストは驚異的に低く抑えられいます。長期投資を継続する上でとても魅力的な水準と言えます。

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