企業に価値向上を促す「対話型ファンド」
一般的なファンドは、投資する企業への選別に注力し、その後の経過を見守るというスタイルが主流です。
スパークス・日本株式スチュワードシップ・ファンドは、経営者と対話を積極的に行うことで企業価値向上のきっかけとなることを目指しています。
企業価値の向上という目的を持って運用するスタイルは、従来のファンドとは大きく異なります。
【現場重視の実力派 スパークス・アセット・マネジメント】
運用を行うスパークス・アセット・マネジメントは、「リッパー・ファンド・アワード・ジャパン2014」で「最優秀運用会社(株式部門)」を受賞した独立系の資産運用グループです。現場リサーチを重視するスタイルでファンドマネージャーやアナリストが年間で約2,000回(2013年度調査実績)も企業訪問を行っています。
※詳しい情報はコチラ⇒スパークス・グループ
スパークス・日本株式スチュワードシップ・ファンドの特徴
◆割安銘柄を選択
個別の企業の業績や動向などからその企業の将来性を判断。
株価が割安に評価されている企業を発見し選別投資。
◆企業価値の向上による、リターンを追求
株価と潜在企業価値との差が大きく、「目的を持った対話(下記イメージ図)」を行うことで、将来的に価値向上が期待できる企業を選別して投資します。
【出典 マネックス証券ホームページより】
◆投資対象は日本企業から厳選
日本の株式に投資し中長期的な成長を目標に積極的な運用を行うことを基本とします。過度に分散することはせず、概ね20~30銘柄に銘柄に厳選していく方針です。
◆信託期間・クローズド期間
信託期間は2014年12月2日から2024年10月15日までの約10年間。
設定当初2年間は、基本的に途中解約ができません。(平成28年11月30日までは換金のお申込みはできません。)
◆費用(コスト)
【申込時】マネックス証券では、購入手数料は無料。
【解約時】信託財産留保額として基準価額の0.3%
【保有期間中】信託報酬として税抜き1.7%
【実績報酬】基準価額がハイ・ウォーター・マークを上回った場合その差額の税抜20%
●管理人のつぶやき
「対話型」については、業界でも有効な投資手法の一つとして注目されており、個人投資家が買える「対話型ファンド」の出現は嬉しいニュースです。費用が高い点は難点ですが、実力派&現場主義のスパークス・アセット・マネジメントさんの運用力には期待が持てます。
また、解約制約があることを気にする人もいるかもしれませんが、投資先企業との安定的なコミュニケーション維持を考えれば、ファンドの運用にはプラス材料だと思います。