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運用益が非課税で資産が大きく増える可能性も!
運用益が非課税って、どのくらい凄いの?
ファイナンシャルプランナーからのアドバイス
個人型確定拠出年金(以下よりiDeCo)のメリットとして運用益が非課税という点があります。質問にある通りで最初の1年は運用金額が小さいので非課税メリットは小さいかもしれません。
しかし、十年単位で積立を行うと元本が大きくなるので、非課税メリットも数十万円になる可能性があります。
iDeCoは投資信託などのリスク商品に相性が良いと言われるのですが、それは利益が大きいほど運用益非課税のメリットの恩恵があるからです。
以下に机上の計算となりますが、毎月2万円の掛金で年3%で運用できた場合の資産額を記載しました。30年後には資産全体の約4割が運用益となり445万という大きな金額になる事がわかります。
もしも、これに20%の課税が発生すると約90万も税金として差し引かれてしまいますので、非課税というメリットが非常に大きなものだという事が理解できると思います。
●毎月2万円の掛金を3%で運用した場合の将来資産
項目 | 10年 | 20年 | 30年 |
元本+運用益 | 279万円 | 657万円 | 1165万円 |
元本 | 240万円 | 480万円 | 720万円 |
運用益 | 39万円 | 177万万円 | 445万円 |
税率が20%だとした場合、通常の証券口座だと上記の運用益から10年なら約8万、20年で約35万、30年で約90万が税金として差し引かれます。
⇒ 老後資金はいくら必要?「お金の専門家」が必要な金額を試算してみた。
60歳まで運用は続くので、掛金を無理しない事
個人型確定拠出年金(iDeCo)は掛金が0円でも管理費用が発生する。
運用益非課税や所得控除のメリットが魅力的なので、掛金は限度額いっぱいまで捻出するのが理想ですが無理は禁物です。もしも掛金を捻出できなくなっても原則としてiDeCoは60歳まで引出す事ができません。
つまり、積立を中止しても60歳までは年間固定費が発生するのです。この金額は積立実施時よりは若干安くなりますが年間で768円~6,000円程度はかかります(金融機関や資産残高によって違いあり)。
途中で積立を中止する可能性が発生した時の事が心配な人は、管理費用が安い金融機関を選択した方が良いと思います。
【関連】SBI証券・楽天証券・イオン銀行のiDeCoを様々な角度から比較しました。
参考までにiDeCoで管理費用が0円の金融機関としては楽天証券、SBI証券、大和証券、イオン銀行などがあります。
ただし、金融機関の管理費用が無料であっても、国民年金基金や信託銀行の費用で積立時は最低でも年間2,004円、積立中止時でも768円が発生します。
また、運用益非課税のメリットを記載してきましたが、これは利益が出た時の話であって運用がマイナスとなってしまえば全く意味がありません。このメリットをシッカリ得る為にも最初の商品選びが重要となります。
【FPアドバイス】資料請求しても勧誘なし!どんどん取寄せよう。
iDeCoの金融機関は、50社以上もあるので迷っている人も多いと思います。
ネット証券では、マネックス証券、松井証券、SBI証券、楽天証券が運営管理費用0円で人気。
また、大手金融機関では大和証券がiDeCoに対して積極的です。
投資信託の品揃えは各社で違いがあるので気になるところは一通り資料請求して、しっかりチェックしましょう。
途中で金融機関の変更も可能ですが、作業が面倒な点と運用が一時的に停止するデメリットがあります。最初の金融機関の選択が重要です。
いずれも素晴らしい金融機関ですが、一般的には マネックス証券、松井証券 の評価する声が多いですね。
SBI証券も品揃えが素晴らしいのですが、商品枠が上限に達しているので新商品が増えずらいのがデメリットです。
※ iDeCoは資料請求だけでは電話勧誘等はありません ので、気になる金融機関は取りあえず資料請求してみるのが良いと思います。
●運営管理手数料0円の金融機関を厳選
★マーク:投信コストが最安水準の“eMAXIS Slimシリーズ”を取扱う金融機関
(低コストのインデックスファンドを探している人は注目)
金融機関 | iDeCoの資料請求 |
★マネックス証券 (詳しい内容) |
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★松井証券 (詳しい内容) |
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大和証券 (詳しい内容) |
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楽天証券 (詳しい内容) |
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★SBI証券 (詳しい内容) |
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