高配当株を探すならば米国株
投資を行う目的には値上がり益の期待もありますが、配当も大きな魅力。
やはり、銘柄を探す時に配当って気になりますよね?投資家の多くは高配当な銘柄で安定期な運用をしたいと考えているので当然の話です。
高配当銘柄を購入したい人にとって、米国株は最優先の選択肢と言っても良いかもしれません? 実際に米国株を運用している人の中には、配当だけで生活をしている人もいます。
このページでは、米国株の高配当、連続配当の魅力について紹介していきます。
これは、円貨決済の場合も0銭(無料)となります。
※2019年7月から継続されていますが、定期的に見直しが実施されています。
この施策について2021年1月以降も継続が発表されました。
為替手数料の削減に興味がある人はマネックス証券に注目です。
公式 マネックス証券(米国株)
米国株は増配を継続 50年連続増配の企業も!
配当目的で投資で行う場合には、大切な事として企業の存続性があります。そう考えると大企業の方が安心なのですが、日本市場ではその選択に限りがあります。
購入時に高配当であっても、数年後に減配になったり無配に転じては意味がありません。配当目的で投資を行う時は、「長期で安定的に配当を支払える企業」という事が絶対条件です。
米国では企業規模に関係なく配当を重視する傾向があり、財務が盤石な有名大手企業でも高い配当が望めます。その事はダウ構成銘柄30社の配当実績の推移にも現れています。
(2004年~2013年 10年間の配当推移)
グラフを見ると分かると思いますが、配当金が減少したのは史上最悪の危機と言われたリーマンショックの影響があった時だけで、基本的に右肩上がり状態です。
しかも、米国上場企業のデータを調べたところ、30年以上も連続増配を継続している企業が約50社もありました。ちょっと日本市場では考えられない話ですね。
参考までに、「米国株 注目の50銘柄」から連続増配が30年以上の企業をピックアップしてみました。
《2020年10月8日現在:30年以上の連続増配》
年数 | 銘柄 |
64年 | P&G(PG) |
62年 | スリーエム(MMM) |
57年 | コカ・コーラ(KO) |
57年 | ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ) |
50年 | アルトリア・グループ(MO) |
年数 | 銘柄 |
47年 | ウォルマート(WMT) |
44年 | ウォルグリーン・ブーツ(WBA) |
44年 | マクドナルド(MCD) |
37年 | エクソンモービル(XOM) |
36年 | AT&T(T) |
ここで記載する銘柄は NYダウやS&P500(米国大型優良株)に採用 されるような財務体質がシッカリしている企業が中心です。
連続増配の銘柄は、年々配当が増えていく可能性が高いので、運用計画が立てやすいメリットがあります。また、株価が下落しても配当を貰いながら保有する選択肢があるので、安心感があるのは魅力です。
配当利回り5%超えも!米国企業は株主を重視する文化がある
配当が増えていく理由には堅調な企業業績があげられますが、それだけが理由ではありません。米国企業には株主重視の体質が根付いていることも要因です。
日米の経営者に対する例え話として「日本は売上が落ちたら青ざめ、米国は株価が下落すると青ざめる」という話があります。米国企業の株主重視という企業文化が高配当・連続配当へと繋がっているのです。
「株式投資=日本株」という固定概念さえ捨てれば、簡単に高配当株を探す事ができると思います。
参考までに、「米国株 注目の50銘柄」から配当利回りが4%以上の企業をピックアップしてみました。
※直近配当をもとに計算
《2020年10月8日現在:配当利回り4%以上》
配当利回り | 銘柄 |
10.0% | エクソン・モービル(XOM) |
8.45% | アルトリア・グループ(MO) |
7.34% | AT&T(T) |
6.71% | ダウ(DOW) |
5.67% | シェブロン(CVX) |
5.38% | アッヴィ(ABBV) |
配当利回り | 銘柄 |
5.15% | ウォルグリーン(WBA) |
5.10% | アイビーエム(IBM) |
4.54% | シティグループ(C) |
4.36% | サザン(SO) |
4.23% | ベライゾン・コミュニケーションズ(VZ) |
4.14% | デューク・エナジー(DUK) |
ここで記載する銘柄はNYダウやS&P500(米国大型優良株)に採用されるような財務体質がシッカリしている企業が中心です。(財務状況を無視すれば10%程度の銘柄もあります。)
最初は利回り3%以上の企業をピックアップしたのですが、あまりの数が多いので断念しました。つまり、大企業でも配当利回り3%以上がゴロゴロあるのが米国株なのです。
ただし、 株価が低迷して配当利回りが上昇しているケースがある のも事実です。
配当利回りが高すぎるときは、業績をチェックしておくと良いでしょう。
参考までに私はマネックス証券の【銘柄スカウター】を利用して銘柄分析をしています。
この件については別ページでまとめていますので、興味がある人は覗いてみてください。
➡ 【銘柄スカウター】米国株に役立つ無料サイト!長期投資で確認したい3つの要素
今回は「米国株の上昇力、日本株との比較、資産形成に向いている理由」について紹介しました。米国投資を考えている人はぜひ参考にしてみてください。
また、その他の魅力や米国投資をする際の証券会社を選ぶポイント、投資方法などは以下の項目で説明しています。興味がある人は覗いてみてください。
《米国株が注目される理由》
- 資産運用で注目される理由:「米国株に塩漬け無し」って本当?日本株との比較は驚きの結果
- 先進国の中で異例のプラス:米国経済が長期投資に向いている理由!人口推移が理想的
《なるほど!?投資の参考》
- 月が買い・売り?下値は?:米国株の投資データ!売買のチャンスはいつ?
- NYダウが注目される理由:NYダウへの投資が魅力!過去10年で株価は2倍以上
管理人の【米国株 投資戦略】 米国株で有利な証券会社は?
米国株や海外ETFは、大手ネット証券のマネックス証券・SBI証券・楽天証券の3社で取引が可能です。
手数料は3社とも最安水準で横並びですが、「時間外取引の有無」「注文サービス」などについては証券会社でバラツキがあるのが実情。(以下参照、銘柄数は米国株)
★証券会社によって条件がこんなに違う!(2020年10月25日 現在)
証券会社 | 銘柄数 | 注文サービス | 時間外取引 |
マネックス証券 | 最多 3800以上 |
最多・充実 逆指値/OCO他 |
〇 重要 |
SBI証券 | 多い | 逆指値あり | × |
楽天証券 | 多い | 指値と成行 | × |
※取引手数料は3社とも約定金額×0.45%(最高20米ドル)が基本です。
※マネックス証券は買付時の為替手数料が無料:2020年12月15日現在
【詳細:米国株取引 ネット証券を徹底比較】
【ヒント】 管理人の投資方法
米国株は長期的に成長が見込めそうなヘルスケアセクター(JNJ)やIT大手(GOOGL)などに投資をしています。
買付けタイミングとしては、米国市場は年に1~2回は株価下落があるので大きく下がった時にまとめて購入するパターン(指値をして待つだけ!買い急ぎは厳禁)。
安く買う秘訣は、時間外取引を含めて指値をする事です。
(私がマネックス証券をメインにする最大の理由)
米国株は 時間外取引だと安く購入できることがある ので注目です。
購入後は、ホッタラカシで値上がりを待つだけです。
この投資で非常に役立っているのが“マネックス証券のトレールストップ”。
投資の理想である【損小利大】がホッタラカシでも可能になります。
Blog 米国株は簡単!「売却タイミング」の悩みを1秒で解決する方法
とても単純で簡単な方法ですが、数年間で3500万円以上の利益が得られました。
利益が伸びない人は、選択肢の一つとして参考にしてみてください。
米国株 注目の証券会社/3選!
証券会社&説明 | 公式サイト・お申込み |
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