米国株は長期的に上昇
株価の上昇局面ではマーケットで、こんなことが頻繁に囁かれます。
「一番儲かった銘柄は何・・?」、「それはNYダウさ!」
これは米国相場の強さを象徴するような会話ですが、決して軽口の冗談ではありません。実際に100年以上にも渡って高い上昇率を継続しており、米国投資を行っていた人の多くが資産を何倍にも増やしています。
このページでは「米国株の上昇力、日本株との比較、資産形成に向いている理由」について詳しく説明していきます。
25年でNYダウは8倍以上!日本株は・・
株式市場の過去を振り返ると、その時代ごとに主役が入れ替わっています。新興国、ヨーロッパ、そして日本が主役だった事もあります。ただし、いずれも浮き沈みが激しく維持することができません。
そんな中にあって、例外とも言えるのが米国市場です。
過去50年の株価を見ても、どこの地点でNYダウを買っても利益が出ていることになります(2017年7月31日)。
「米国株に塩漬け無し!」と言われる事がありますが、決して誇張した話ではありません。世界中の主要国の中で、これほど強く上昇を継続している国は他に類がありません。
以下に日本株との比較表を記載しましたので、そのパフォーマンスの違いを確認して下さい。現在、多くの投資家が米国株に注目していますが、その理由がハッキリと分かると思います。
過去の日経平均株価とNYダウの比較
次期 | 日経平均株価 | NYダウ(年終値) |
1990年 | 2万3841円 | 2633ドル |
2000年 | 1万3875円↓ | 1万0787ドル↑ |
2010年 | 1万0228円↓ | 1万1577ドル↑ |
2015年 | 1万9033円↑ | 1万7425ドル↑ |
2017年8月末 | 1万9925円↑ | 2万1891ドル↑ |
結果 | 株価不安定・90年より16%下落 | 堅調に上昇・90年から株価8倍 |
日米比較の結果は一目瞭然ですね。計算上で言えば、約25年前に日本株(日経平均)に投資した場合は現在でも含み損を抱えている状態。それに対して米国株(NYダウ)に投資していれば8倍以上になっています。
また、日経平均株価の値動きが不安定な事に対して、NYダウは階段を登るように上昇しているのがわかると思います。
「急落したら・・」米国市場の魅力は回復力
日本株を保有している人の中には、バブル崩壊の痛手を引きずって塩漬け株(含み損)を抱えている人も多いのが現状です。それに対して米国株では「塩漬け株」という話は無縁。
日本でバブル崩壊があったように、米国でもITバブル崩壊やリーマンショックなどの危機はありましたが、驚くような短期間で株価が回復して最高値を更新し続けています。
【2000年~2014年】低迷の日本、上昇する米国
※2000~2002年ITバブル崩壊 2007~2009年リーマンショック
過去のデータを調べると、大きな危機があった時に日本株は回復をするまでに相当な時間を費やす傾向が見てとれます。それに対して、米国株の回復力は非常に速いのが特徴です。
米国株が資産形成に向いているという理由は、株価の成長力だけではありません。危機の時の回復力があるからこそ長期の運用として注目されているのです。
⇒米国の大型株は凄い、NYダウへの投資が魅力!
今後も上昇期待が大きい米国経済
日本は少子高齢化や人口減少という問題がありますが、アメリカ反対で若い世代が多く今後も人口増加が続くと予想されています。先進国でこのような状況にある国は極めて稀で、経済成長に対してアドバンテージを持っている事になります。
多くの専門家が「米国は今後も成長!?」と口にする理由には、アメリカが長期的に経済上昇の要素があるからです。投資というと「日本株」のイメージですが、「米国株」という将来期待が高い選択肢があることも頭に入れておいて欲しいと思います。
今回は「米国株の上昇力、日本株との比較、資産形成に向いている理由」について紹介しました。米国投資を考えている人はぜひ参考にしてみてください。
また、その他の魅力や米国株の銘柄については以下の項目で説明しています。興味がある人は覗いてみてください。
管理人の【米国株 投資戦略】 米国株で有利な証券会社は?
米国株や海外ETFは、大手ネット証券のマネックス証券・SBI証券・楽天証券の3社で取引が可能です。
手数料は3社とも最安水準で横並びですが、「時間外取引の有無」「注文サービス」などについては証券会社でバラツキがあるのが実情。(以下参照、銘柄数は米国株)
★証券会社によって条件がこんなに違う!(2021年1月15日 現在)
証券会社 | 銘柄数 | 注文サービス | 時間外取引 |
マネックス証券 | 最多 4000以上 |
最多・充実 逆指値/OCO他 |
〇 重要 |
SBI証券 | 多い | 逆指値あり | × |
楽天証券 | 多い | 指値と成行 | × |
※取引手数料は3社とも約定金額×0.495%(最高22米ドル)が基本です。
※マネックス証券は買付時の為替手数料が無料:2021年3月1日現在
【詳細:米国株取引 ネット証券を徹底比較】
【ヒント】 管理人の投資方法
米国株は長期的に成長が見込めそうなヘルスケアセクター(JNJ)やIT大手(GOOGL)などに投資をしています。
買付けタイミングとしては、米国市場は年に1~2回は株価下落があるので大きく下がった時にまとめて購入するパターン(指値をして待つだけ!買い急ぎは厳禁)。
安く買う秘訣は、時間外取引を含めて指値をする事です。
(私がマネックス証券をメインにする最大の理由)
米国株は 時間外取引だと安く購入できることがある ので注目です。
購入後は、ホッタラカシで値上がりを待つだけです。
この投資で非常に役立っているのが“マネックス証券のトレールストップ”。
投資の理想である【損小利大】がホッタラカシでも可能になります。
Blog 米国株は簡単!「売却タイミング」の悩みを1秒で解決する方法
とても単純で簡単な方法ですが、数年間で3500万円以上の利益が得られました。
利益が伸びない人は、選択肢の一つとして参考にしてみてください。
米国株 注目の証券会社/3選!
証券会社&説明 | 公式サイト・お申込み |
マネックス証券 好条件オススメNO.1 |
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SBI証券 貸株サービスが魅力 |
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楽天証券 海外ETFの本数が多い |
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