データから探る米国株投資
米国株を購入するにあたって、投資タイミングの目安みたいなものがあると便利ですよね。
絶対的なものではありませんが、各市場には傾向のようなものがあります。勿論、それは米国市場においても例外ではありません。
今回は米国株の投資タイミングの参考になりそうなデータを集めてみました。特にNYダウの値動きは、ある程度の癖のようなものがあるので、それを頭に入れておくと投資の参考になると思います。
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米国株が上昇しやすい月は何月? 下落しやすい月は?
NYダウのデータを調べてみると、株価の上昇しやすい月というのが見えてきます。
あくまでも傾向ですので100%では無いのですが、米国企業の事業計画(新製品発表等)とも関係があるので、頭に入れておくと良いと思います。
NYダウ1993年~2019年 平均月間成績で算出 ○上昇 ×下落
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 |
× | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × |
7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
〇 | × | × | 〇 | 〇 | 〇 |
上昇率の順位(月) 1位:4月 2位:11月 3位:10月
下落率の順位(月) 1位:8月 2位:6月 3位:9月
詳しく調べてくと、 2-5月、10-12月は連続上昇が過去に何度も観測 されています。
特に年後半はクリスマス商戦にむけて、新製品の販売等や小売のセールが活気づきますので、上昇しやすいと言われています。
また、下落率1位の8月は、米国株のベテラン投資家の多くが仕込みチャンスとして狙っている月ですので買場になるかもしれません。
長く米国投資を行っている人は、「8~9月に仕込んで年末に売る(短期型)」「8~9月に仕込んで4月~5月初めに売る(中期型)」の投資戦略で臨む人が多くいます。
仕込は週末よりも週明けがいい?
さらに細かくデータを分析すると、曜日に対しても強弱がある事がわかります。
結論から言うと、曜日別では月曜日が最も下落する確率が高い結果となりました。
これは週末に起きた事件や金曜日の取引終了後に悪材料を発表する企業が多いというのがその原因とも言われています。
また、「金曜は手仕舞いで売られる」というニュースや専門家のコメントが多いのですが、実際にデータを分析すると正反対の上昇傾向でした。少し意外ですね!
参考までに日経平均株価は月・火に弱い傾向があります。米国市場の意結果を受けやすいので月曜日のNYダウが下落すると株価がそれに引っ張られてしまうようです。
【注目】米国株の魅力は高配当!30年以上の連続増配が50社もある
下値は200日平均移動線がヒントになる?
次は大きな仕込みチャンスを探す時のヒントになる方法で、200日平均移動線を目安にする方法です。
管理人は、この方法だけで数百万の利益を残しているので、非常に重要視しています。
下記の図はNYダウ2年間のチャート(2013年3月~2015年2月)ですが、下値がだいたい200日平均移動線をポイントに切り返している事がわかると思います。
※200日平均移動線はこちらのチャートを利用しています⇒コチラ
200日平均移動線については、プロも重視していますのでチェックしておくと良いでしょう。もっともリーマンショックのような大事件の時は200日線を簡単に突き抜けてしまうので完全に信頼してしまうのも問題です。
また、日経平均株価でも200日平均移動線は利用できますが、過去のデータを見ると米国株と比べると下げ止まらない事も多いので注意してください。(日経平均株価では、利用価値は低めです)
いかがでしたか?このページでは「米国株の投資データ!売買のチャンスはいつ?」について説明しました。
以下では管理人の「買い指値の考え方」を紹介しています。中長期投資で大きな成果が得らえれた方法(3年で約1500万の利益)ですので、興味がある人は参考にしてみてください。
管理人の【米国株 投資戦略】 米国株で有利な証券会社は?
米国株や海外ETFは、大手ネット証券のマネックス証券・SBI証券・楽天証券の3社で取引が可能です。
手数料は3社とも最安水準で横並びですが、「時間外取引の有無」「注文サービス」などについては証券会社でバラツキがあるのが実情。(以下参照、銘柄数は米国株)
★証券会社によって条件がこんなに違う!(2021年1月15日 現在)
証券会社 | 銘柄数 | 注文サービス | 時間外取引 |
マネックス証券 | 最多 4000以上 |
最多・充実 逆指値/OCO他 |
〇 重要 |
SBI証券 | 多い | 逆指値あり | × |
楽天証券 | 多い | 指値と成行 | × |
※取引手数料は3社とも約定金額×0.495%(最高22米ドル)が基本です。
※マネックス証券は買付時の為替手数料が無料:2021年3月1日現在
【詳細:米国株取引 ネット証券を徹底比較】
【ヒント】 管理人の投資方法
米国株は長期的に成長が見込めそうなヘルスケアセクター(JNJ)やIT大手(GOOGL)などに投資をしています。
買付けタイミングとしては、米国市場は年に1~2回は株価下落があるので大きく下がった時にまとめて購入するパターン(指値をして待つだけ!買い急ぎは厳禁)。
安く買う秘訣は、時間外取引を含めて指値をする事です。
(私がマネックス証券をメインにする最大の理由)
米国株は 時間外取引だと安く購入できることがある ので注目です。
購入後は、ホッタラカシで値上がりを待つだけです。
この投資で非常に役立っているのが“マネックス証券のトレールストップ”。
投資の理想である【損小利大】がホッタラカシでも可能になります。
Blog 米国株は簡単!「売却タイミング」の悩みを1秒で解決する方法
とても単純で簡単な方法ですが、数年間で3500万円以上の利益が得られました。
利益が伸びない人は、選択肢の一つとして参考にしてみてください。
米国株 注目の証券会社/3選!
証券会社&説明 | 公式サイト・お申込み |
マネックス証券 好条件オススメNO.1 |
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SBI証券 貸株サービスが魅力 |
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楽天証券 海外ETFの本数が多い |
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