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2023年 運用・投資方針
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50代でも加入するメリットはありますか?

メリットは充分に有り!ただし、受取年齢が少し遅くなります

【質問:50代では、もう遅い?】
確定拠出年金は60歳までしか積立ができないという事ですが、50代の加入は遅すぎでしょうか?
ファイナンシャルプランナーからのアドバイス

資産運用に遅すぎという事はありません。企業年金の無いサラリーマンや専業主婦はiDeCo(確定拠出年金)で年額27万6千年まで積立可能ですので、50代でも60歳までに一定の金額を準備する事が可能です。

投資信託の積立の場合は、1~2年だと効果を得るのが難しいかもしれませんが5~10年の継続でまとまった資金になる期待があります。

投資に100%という事はありませんが、iDeCo(確定拠出年金)は運用益が非課税となる有利な制度であることは間違いありません。

参考までに、以下に5%で運用できた時のシミュレーションを記載しましたので参考にしてみてください。※口座管理料は勘案していません。

●毎月2万円の掛金を5%で運用した場合の将来資産
項目 5年 7年 9年
元本+運用益 136万円 201万円 272万円
元本 120万円 168万円 216万円
運用益 16万円 33万万円 56万円

上記は所得控除のメリットは考えていませんので、専業主婦の方などは目安になると思います。老後生活のワンランクアップを目指す事は充分に可能です。

●加入期間が10年未満だと、受給可能年齢が少し遅くなります

上記で述べたとおり、50歳代からでもiDeCo(確定拠出年金)の活用は充分にメリットがあります。ただし、一つだけ注意点があります。それが受給可能年齢です。

一般的にiDeCoは60歳から受給可能ですが、これは10年以上の加入期間がある人の話です。50代の加入であれば10年未満になりますので、受給開始が60歳よりも後ズレする点は頭に入れておいてください。

加入期間 受給可能年齢
8年以上~10年未満 61歳から受給可
6年以上~8年未満 62歳から受給可
4年以上~6年未満 63歳から受給可
2年以上~4年未満 64歳から受給可
1ヶ月以上~2年未満 65歳から受給可

収入がある程度あれば、元本確保型でもメリットが大きい

●加入期間が短いと所得控除のメリットが絶大

老後資金なので投資信託のようなリスクを取りたくない人もいると思います。

ある程度の収入がある人ならば掛金が所得控除されるメリットがあるので、元本確保型(定期預金や保険)の商品選択でも充分に恩恵が得られます。

所得控除における税金還付のメリットは、各自条件が違うので具体的な表には書きませんが、私が仕事上で計算した時の情報を参考までに書いておきます。

例)夫:年収500万 妻:専業主婦
この場合だと所得税率10%、住民税率10%となるパターンが多いです。

それを元に掛金に対する税金還付金の利回りを計算すると10年だと3.5~4%でした。これは金利が0%で計算していますので、実質は預金の金利等がさらに上乗せになります。

さらに言えば5年で計算すれば7~8%になります。所得控除のメリットについは期間が短いほど高くなります。(反対に40年くらいで計算すると1%程度に下がっていきます)

これは、誰でも同条件になるわけではありませんが、一般的な定期預金を利用するよりも高い効果が期待できるのは間違いないと思います。

また、元本確保型(預金・保険)で運用を検討している人は、口座管理費用が安い金融機関を選択した方が良いと思います。(管理費用0円の金融機関が良い)

【関連】元本保証型(定期預金・保険)での注意点は?

iDeCoは金融機関の管理費用が無料であっても、国民年金連合会と信託銀行の費用として、最低でも年間2,004円が発生します。管理費用が高い金融機関では年間8000円近いパターンもあるので注意が必要。

【FPアドバイス】資料請求しても勧誘なし!どんどん取寄せよう。

iDeCoの金融機関は、50社以上もあるので迷っている人も多いと思います。

ネット証券では、マネックス証券松井証券SBI証券楽天証券が運営管理費用0円で人気。

また、大手金融機関では大和証券がiDeCoに対して積極的です。

投資信託の品揃えは各社で違いがあるので気になるところは一通り資料請求して、しっかりチェックしましょう。

途中で金融機関の変更も可能ですが、作業が面倒な点と運用が一時的に停止するデメリットがあります。最初の金融機関の選択が重要です。

いずれも素晴らしい金融機関ですが、一般的には マネックス証券松井証券 の評価する声が多いですね。

SBI証券も品揃えが素晴らしいのですが、商品枠が上限に達しているので新商品が増えずらいのがデメリットです。

 iDeCoは資料請求だけでは電話勧誘等はありません ので、気になる金融機関は取りあえず資料請求してみるのが良いと思います。

●運営管理手数料0円の金融機関を厳選

マーク:投信コストが最安水準の“eMAXIS Slimシリーズ”を取扱う金融機関
(低コストのインデックスファンドを探している人は注目)

金融機関 iDeCoの資料請求
マネックス証券
(詳しい内容)
松井証券
(詳しい内容)
大和証券
(詳しい内容)
楽天証券
(詳しい内容)
SBI証券
(詳しい内容)

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