【1級FP技能士kaoru】

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純資産は約1.5億円です

2023年 運用・投資方針
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元本保証型(定期預金・保険)での注意点は?

所得控除のメリットが魅力

【質問:リスクはとりたくありません】
確定拠出年金では投信が良いと聞きますが、運用リスクはとりたくありません。元本確保型(元本保証)である預金や保険だとメリットはないのでしょうか?また元本保証型の注意点とかがあれば教えてください。
ファイナンシャルプランナーからのアドバイス

個人型確定拠出年金(iDeCo)は運用益が非課税という特典がありますが、金利が0%に近い状態で預金や保険運用した場合は、このメリットに関しては無いに等しい状態だと思います。

ただし掛金が全額所得控除になる点は大きなメリットは魅力的!この控除による効果だけで一般的な定期預金よりも遥かに大きな利回りが期待できます。

⇒ 所得控除で税金が返ってくる!

注意しておきたい点として元本確保(元本保証)とは満期まで保有した場合の話です。一般的に定期預金よりも保険の方が金利が高くなっているのですが、保険は途中で別の商品に預け替えするために解約を行うと、解約控除が発生して元本割れする可能性があります。

定期預金では金利は小さいながらも途中解約で元本割れはしませんので、将来的に投資信託など別の運用を行う可能性がある人は預金を選択した方が良いと思います。

また注意点として、銀行が破たんした時のペイオフ(元本1000万まで+利息の保護)は、一般で同じ銀行を利用していると合算判定になるので、通常の預金とiDeCoの預金は違う銀行にしておく方が良いでしょう。

投資の好タイミングまで、預金で運用という方法も!

所得控除の恩恵を受けながら、投資のタイミングを待つ!

iDeCoには所得控除というメリットがあるので、「将来的に投資信託も検討しているけど、今は・・」という人は、“取りあえず定期預金”という使い方も可能です。

ただし、これは所得控除のメリットが無い専業主婦等の場合は金利より管理費用の方が大きくなる可能性が高いので注意が必要です。

⇒ 専業主婦も加入するメリットがありますか?

また、元本確保(元本保証)の定期預金や保険での運用の場合、現在の0金利に近い状況を考えると、口座管理費用が安い金融機関を選択した方が良いと思います。

iDeCoは金融機関の管理費用が無料であっても、国民年金連合会と信託銀行の費用として、最低でも年間2,004円が発生します。管理費用が高い金融機関では年間8000円近いパターンもあるので注意が必要。

つまり、安い金融機関と高い金融機関では年間で6,000円の差となります。仮に20年間運用を継続した場合は6000円×20(年)=12万円となるので妥協は禁物です。

最後にプラスαですが、満期の長さが違う定期預金が複数ラインアップされている場合があります。「将来はもっと金利が上昇しているはず?」と予想している人は、短い期間の商品を選択したほうが乗換ごとに金利上昇の恩恵があるので有利です。

一般論ですが、高金利の物は長く、低金利のものは短くというのが資産運用で成功するパターンです。

【FPアドバイス】資料請求しても勧誘なし!どんどん取寄せよう。

iDeCoの金融機関は、50社以上もあるので迷っている人も多いと思います。

ネット証券では、マネックス証券松井証券SBI証券楽天証券が運営管理費用0円で人気。

また、大手金融機関では大和証券がiDeCoに対して積極的です。

投資信託の品揃えは各社で違いがあるので気になるところは一通り資料請求して、しっかりチェックしましょう。

途中で金融機関の変更も可能ですが、作業が面倒な点と運用が一時的に停止するデメリットがあります。最初の金融機関の選択が重要です。

いずれも素晴らしい金融機関ですが、一般的には マネックス証券松井証券 の評価する声が多いですね。

SBI証券も品揃えが素晴らしいのですが、商品枠が上限に達しているので新商品が増えずらいのがデメリットです。

 iDeCoは資料請求だけでは電話勧誘等はありません ので、気になる金融機関は取りあえず資料請求してみるのが良いと思います。

●運営管理手数料0円の金融機関を厳選

マーク:投信コストが最安水準の“eMAXIS Slimシリーズ”を取扱う金融機関
(低コストのインデックスファンドを探している人は注目)

金融機関 iDeCoの資料請求
マネックス証券
(詳しい内容)
松井証券
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大和証券
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楽天証券
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