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iDeCoとNISAはどっちが有利?
老後資金の形成では個人型確定拠出年金が有利
ファイナンシャルプランナーからのアドバイス
iDeCo(個人型確定拠出年金)とNISAは運用益が非課税になる点は同じです。ただし個人型確定拠出年金に関してはその事に加えて掛金を所得から控除できるので所得税や住民税を減らせるメリットもあります。
長期の資産形成を目標とする場合は、税制優遇が大きい①個人型確定拠出年金、②NISA口座、③特定口座(一般的な口座)の順番になるので、通常は個人型確定拠出年金を最優先に行い、その上限枠を超えて更に余裕がある場合に関してはNISA口座で運用するようにアドバイスをしています。
ただし、これは一般論で100%正解というものではありません。以下ではNISA口座を優先した方が良いパターンも紹介します。
⇒ 老後資金はいくら必要?「お金の専門家」が必要な金額を試算してみた。
状況によってはNISAを優先すべき場合もあります。
●iDeCo使い道は、老後資金
『投資は余裕資金で行うのが基本』という言葉を耳にすることがあると思いますが、個人型確定拠出年金は原則として60歳まで引き出すことができませんので、この事を肝に銘じて欲しいと思います。
つまり、突然の病気や会社の倒産や転職などの予期せぬ出来事でお金が必要になった場合、仮にiDeCoに1000万の資産があったとしても原則として利用できないのです。
iDeCoの資金は、原則として老後資金以外の用途は難しいので通常の生活の中では《完全に無いもの》として考えた方が良いと思います。
税制優遇でメリットが大きいからといって、普段の生活を切り詰めて掛金を捻出するのは個人的にはオススメしません。
また、iDeCoの欠点として現在持っている運用商品を売却・解約して、他の運用商品に買い換える時には、1週間程度の時間が必要。つまり、自分の想定通りの売買ができる可能性は低いと言えます。
その点で言えば、NISAは自分の好きなタイミングで売却・現金化が可能な自由度が高い設計となっています。税制優遇面で劣っているとしても60歳までに使う可能性がある資金ならば、NISAの方が良いと思います。
また、専業主婦など所得が無い人にとっては掛金が所得控除される恩恵はありませんので、選ぶ商品によってはデメリットの方が大きくなる可能性もあります。
あとは投資対象による使いわけも検討したいところです。iDeCoでの運用対象は預貯金や投資信託などに限定されており、個別株やETFには投資ができません。(法律的には個別株等もOKですが、現状としては取扱いがありません)
大幅な値上がり益が期待できるIPO株や高配当株などで非課税メリットを活かしたい人もいるはずです。そういった商品に興味がある人はNISAを上手に活用すると良いでしょう。
●iDeCoとNISAの比較
項目 | iDeCo | NISA |
税金の優遇措置 | 拠出・運用・受取 | 運用時のみ |
売買のスピード | 遅い | 早い |
現金化の自由度 | 60歳まで拘束 | 自由に現金化 |
【FPアドバイス】資料請求しても勧誘なし!どんどん取寄せよう。
iDeCoの金融機関は、50社以上もあるので迷っている人も多いと思います。
ネット証券では、マネックス証券、松井証券、SBI証券、楽天証券が運営管理費用0円で人気。
また、大手金融機関では大和証券がiDeCoに対して積極的です。
投資信託の品揃えは各社で違いがあるので気になるところは一通り資料請求して、しっかりチェックしましょう。
途中で金融機関の変更も可能ですが、作業が面倒な点と運用が一時的に停止するデメリットがあります。最初の金融機関の選択が重要です。
いずれも素晴らしい金融機関ですが、一般的には マネックス証券、松井証券 の評価する声が多いですね。
SBI証券も品揃えが素晴らしいのですが、商品枠が上限に達しているので新商品が増えずらいのがデメリットです。
※ iDeCoは資料請求だけでは電話勧誘等はありません ので、気になる金融機関は取りあえず資料請求してみるのが良いと思います。
●運営管理手数料0円の金融機関を厳選
★マーク:投信コストが最安水準の“eMAXIS Slimシリーズ”を取扱う金融機関
(低コストのインデックスファンドを探している人は注目)
金融機関 | iDeCoの資料請求 |
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大和証券 (詳しい内容) |
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楽天証券 (詳しい内容) |
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