今後も高齢者は増加で需要拡大が期待
J-REITの投資対象の大半を占めるのがオフィスに投資するタイプです。2016年6月末現在、多くの投資法人がオフィスを保有しており、J-REITの中心的な存在。複数用途型のREITも実際にはオフィスビルがメインというパターンが多いのが現状です。
【空室率5%が注目ライン?】
オフィスビルの動向を予想するにあたり、空室率は注目すべき指標!
一般的に5%を上回ると借り手市場、5%を下回ると貸し手市場と言われています。
空室率が低い時は、賃料が上昇しやすい傾向があるので、オフィス系REITにはプラス材料になります。
オフィスに入る企業は業績状況によって、移転や拡大・縮小を検討するケースが多いので、景気変動の影響をを受けやすいのが、オフィス系REITの特徴です。安定面には若干の不安がありますが、信用度の高い大企業が使用することが多く収益性については非常に魅力的です。
《オフィス系REIT:2017年3月末現在》
コード | 銘柄 |
3298 | インベスコ・オフィス・ジェイリート |
8951 | 日本ビルファンド投資法人 |
8952 | ジャパンリアルエステイト投資法人 |
コード | 銘柄 |
8958 | グローバル・ワン不動産投資法人 |
8975 | いちごオフィスリート投資法人 |
8976 | 大和証券オフィス投資法人 |
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海外投資家の売買状況には注意?
海外投資家のJ-REITの売買代金に占める割合は40%以上と高い割合になっています。当然ですがその売買動向はJ-REITの銘柄にも少なからず影響を与える事になります。
海外投資家がJ-REITに投資する場合にどのタイプに投資する割合いが高いかと言えば、時価総額が大きいオフィス系が中心になる傾向があります。そういった理由から不動産市況に好材料が多い時でも、海外投資家がREITを売り越している時はオフィス系の上値が重い事が多いので注意してください。
景気動向に左右される傾向が多いと言われるオフィス系REITですが、海外投資家の動向も合わせて確認しておく方が良いと思います。個人的なイメージとして、海外勢の行動は国内投資家よりも早い気がします。(期待が高い時への資金流入は大きいですが、改善スピードが遅いと判断した時の引き上げも早い?)
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【タイプ別の特徴】
●オフィス系REIT ~J-REITの中心的な存在~
●住宅系REIT ~人が存在する限り不可欠な存在~
●ホテル系REIT ~訪日外国人の増加が追い風~
●商業施設系REIT ~契約期間が長いものが多い~
●物流系REIT ~通販事業の拡大で注目度UP~
●ヘルスケアREIT ~高齢社会の国策的リート~
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