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60歳未満は、ほぼ全員が加入できる!
ほとんどの現役世代が利用可能です。
ファイナンシャルプランナーからのアドバイス
2017年1月から個人型確定拠出年金(iDeCo)は、ほぼ全ての現役世代が加入できるようになりました。(主婦や公務員もOK)
また、50歳代だと「今さら・・」と考える人もいるのですが、制度の内容的に50歳代からの開始でも充分に恩恵が期待できるので、シッカリと検討して欲しいと思います。
そして、これは私的な老後資産形成を支援する政策ですので、自主的に加入を実施する制度です。ただし、その人の状況により掛金の限度額が変わってきます。
以下にタイプ別の掛金限度額をまとめましたので参考にしてください。
また、現在は月額ごとに上限が設定せれていますが、2018年からは年額が上限となりますので運用のタイミングに関する自由度も向上していく事になります。
⇒ 老後資金はいくら必要?「お金の専門家」が必要な金額を試算してみた。
タイプ別の掛金上限額
それぞれのタイプによって、掛金の上限に差があります。
一般的には自営業者や企業年金が無い会社員は加入メリットが大きい制度です(積極的に利用した方が良いタイプの人は?)。反対に専業主婦の場合は運用商品によってはメリットが小さい場合もあります。
《専業主婦・主夫》 ★専業主婦も加入するメリットがありますか?
国民年金の第3号被保険者。会社員または公務員と結婚している専業主婦(夫)です。主婦は会社員よりも年金額が小さいのですが、iDeCoを利用することで老後資産の上乗せが可能です。主婦業の退職金として利用するのも予良いと思います。
年額:27万6千円(月額にすると2万3千円)
《自営業・フリーランス・学生など》
国民年金の第1号被保険者。一般的に自営業者やフリーランスを指しますが、国民年金保険を払っている学生や無職の人も該当します。この制度を利用した場合に恩恵がもっとも期待できるタイプです。
年額:81万6千円(月額にすると6万8千円)※国民年金基金と合算した額
《公務員》 ★公務員の年金一元化による減額は、iDeCoで対応?
共済年金と厚生年金の一元化で公務員のモデル給付額は大きく引き下げられました。従来よりも年金・退職金が減る方向にあるので、今後は公務員も自助努力が必要な時代となりました。
年額:14万4千円(月額にすると1万2千円)
《会社員:企業年金等なし》
中小企業の場合は企業年金制度が無い場合も多く、大企業と比べて退職金等も少ない傾向があります。この制度を利用することで老後資金の上乗せすることが可能となります。
年額:27万6千円(月額にすると2万3千円)
《会社員:企業年金や厚生年金基金などあり》
勤務先に確定給付型の企業年金(厚生年金基金など)がある場合であっても、個人型確定拠出年金に加入できます。この制度を利用する事で更に手厚い老後資金の準備も可能となります。
年額:14万4千円(月額にすると1万2千円)
企業型確定拠出年金を設けている会社でも「個人型確定拠出年金にも加入できると認められている場合」には加入する事ができます。
ただし、企業型確定拠出年金を導入している企業においては従来の規約を変更する必要があるので、現時点では個人の判断で個人型確定拠出年金(iDeCo)への加入はできません。この点については勤務先に確認してからという事になります。
仮に可能な場合は、企業型確定拠出年金だけの企業ならば年額:24万(月額にすると2万円)、確定給付型の企業年金と企業型確定拠出年金を併用している場合は年額:14万4千円(月額にすると1万2千円)となります。
【注意】こんな人は加入できません
現在、国民年金保険料を納めて無い人(未納な人、支払いが免除されている人)
iDeCoは年金の上乗せ制度ですので、保険料を払っていることが前提となっています。
【FPアドバイス】資料請求しても勧誘なし!どんどん取寄せよう。
iDeCoの金融機関は、50社以上もあるので迷っている人も多いと思います。
ネット証券では、マネックス証券、松井証券、SBI証券、楽天証券が運営管理費用0円で人気。
また、大手金融機関では大和証券がiDeCoに対して積極的です。
投資信託の品揃えは各社で違いがあるので気になるところは一通り資料請求して、しっかりチェックしましょう。
途中で金融機関の変更も可能ですが、作業が面倒な点と運用が一時的に停止するデメリットがあります。最初の金融機関の選択が重要です。
いずれも素晴らしい金融機関ですが、一般的には マネックス証券、松井証券 の評価する声が多いですね。
SBI証券も品揃えが素晴らしいのですが、商品枠が上限に達しているので新商品が増えずらいのがデメリットです。
※ iDeCoは資料請求だけでは電話勧誘等はありません ので、気になる金融機関は取りあえず資料請求してみるのが良いと思います。
●運営管理手数料0円の金融機関を厳選
★マーク:投信コストが最安水準の“eMAXIS Slimシリーズ”を取扱う金融機関
(低コストのインデックスファンドを探している人は注目)
金融機関 | iDeCoの資料請求 |
★マネックス証券 (詳しい内容) |
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★松井証券 (詳しい内容) |
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大和証券 (詳しい内容) |
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楽天証券 (詳しい内容) |
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★SBI証券 (詳しい内容) |
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