大手証券は4大証券の一角ということもあり、IPO主幹事になることが多い会社。
IPO投資では重要証券の1つです。
ただし、近年は店頭顧客を優先する傾向が高まっており、ネット抽選参加者の当選状況は芳しくありません。
以前は、ネットからのIPO申込でも全体に対する抽選配分が最大25%(完全平等15%+チャンス抽選10%)と非常に高かったのですが・・。
2021年4月から抽選ルールの改定があり、現在のネット申込の配分は全体の約10%となっています。
もっとも、主幹事が多いので重要証券として位置づけは変わりません
IPO投資をメインにする人ならば、口座開設をしておきたい会社ですね。
特徴とメリット ~注目証券の理由~
IPOでは注目証券の1つでシッカリ押さえておきたい会社です。
年間のIPO取扱い数は30社~50社程度。
大型IPOの主幹事を過去に何度も行っています。
IPO投資では必須級です
注目点1:主幹事数が業界で最高レベル
IPOで当選率が圧倒的に高いのは主幹事です。主幹事はIPOの事務手続きや割り当てなどで主導権を握る会社で、販売する株も圧倒的に多いのが特徴です。(以下の表は、目安になります)
主幹事 | 副幹事 | 平幹事 |
60~80% | 5~10% | 0.5~2% |
上記の表を見れば、主幹事が多い会社に申込むのが有利なのは明らかですね!
しかし、主幹事証券になるのは非常に難しく大手証券会社に集中する傾向があります。
2021年の大和証券の主幹事数は16件で全体5位です。
多くの証券会社が年間で1件も主幹事を獲得できない状況ですが、毎年2桁以上をコンスタントに継続しています。
注目点2:年間取扱数は30~50件の取扱いが期待できる
過去3年間はコンスタントに35件以上の取扱いを行っており、平均を大きく超えるレベル。
2019年~2021年は40件以上を扱っています。
★ 大手証券のIPO取扱い数 ★ | |||
2021年 | 2020年 | 2019年 | |
49社 | 43社 | 43社 |
2014年以降はIPO取扱い数が少ない年でも30件を超えています。
安定的に全体IPOの3割程度を扱っていることから、優良証券と言えます。
大和証券のIPOの抽選ルール
IPOは【入金 ⇒ 申込み ⇒ 抽選 ⇒ 結果発表】という流れが基本になります。
※証券会社によっては事前入金が不要という会社も一部であります。
この流れの中で、各社で内容にバラツキがあるのが抽選方法です。
以下が大和証券の抽選方法の特徴です。
●抽選にまわるIPO株は10%
個人配分の約10%が機械的処理にて完全平等に行われます。
(資金量の大小は関係無いので、誰でも当選する可能性はあります。)
ネット申込の割当10%は大手証券としては一般的です。
例外的には、SMBC日興証券が10%+αとなっています。
●同一資金による重複申し込みが可能
3月や12月は新規上場が多いので申し込み日が重なる事があります。
大和証券は同一資金での重複申し込みが可能なので、資金を心配する必要はありません。
【同一資金OKとは?】
想定価格50万のA社と想定価格40万のB社の申し込み日程が重なった場合、50万の資金があれば、A社・B社の両方にIPO申し込めます。
(A+Bの90万を用意する必要は無い)
~管理人の感想~ 口座開設をしておこう
注目証券の1つです
大和証券は主幹事が多いのが魅力。
IPOを本格的に行なう人は、必須級の会社と言ってよいでしょう。
ただし、株式売買の手数料はインターネットでも最低1000円程度と割高な点、さらに株式に対して口座管理手数料がある点は注意です。
SMBC日興証券
IPO愛好家から“必須証券”と呼ばれるほど人気が高い会社!
主幹事数と取扱い数は業界トップクラスの実績がります。
IT関連など初値高騰が期待できる企業の取扱いが多いのも魅力。
IPOで当選を狙うなら最初に口座開設を検討すべき会社だと思います。
【IPOのイチオシ・詳しい説明】
マネックス証券
IPO取扱い数は毎年トップレベル!さらに100%平等抽選を行う貴重な会社。
取引量や資金に関係なく抽選が行われるので誰でも当選のチャンスあり。
IPO愛好家には「主幹事+マネックス証券」を申込の基本戦略にしている人が多いです。
【100%平等抽選・詳しい説明】
岡三オンライン(岡三証券)
前受金不要(資金0円)で申込ができる貴重な会社。
年間IPO取扱い数は50本程度と上位クラス。
今だけ、口座開設+5万円入金で2000円が貰える嬉しいキャンペーンを実施中。
【資金0円で申込・詳しい説明】
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