FFO倍率でJ-REITの稼ぐ力をチェック
「FFO倍率」という言葉は知らない人がほとんどだと思います?これはREITに使われる特有の指標で、株式でいうところのPERと同じような意味です。(FFOはFouns From Operationの略)
「FFO倍率」はJ-REITの稼ぐ力(収益性)を判断する材料で、数値が小さいほど割安だとみなされます。
ここから先について述べる事は、理論上の説明ですので憶える必要はありません。参考程度に聞き流していただいても問題ありません。
FFOは簡単に言うと賃貸収入などの連続的に発生する利益だけを抜き出したものです。スポット的な売買損益などは考慮しないで、メインとなる賃料収入からどれだけの利益を稼いでいるかを注目した指標です。
そしてFFO倍率は投資口価格(株価)を1口あたりのFFOで割ったものです。結果として数値が小さいほど、稼ぐ力(収益性)に対して市場価格の評価が低いという判断になります。
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この会社が凄い!マネックス証券はJ-REITに本気です。
J-REITは市場が小さい事もあり、証券会社によって取組み姿勢に差があります。
そのような状況にあって、マネックス証券の本気度は凄い!
一般的に証券会社ではJ-REIT価格・分配金利回りの表示のみとなっています。
マネックス証券は、それに加えてNAV倍率も表示しています。
NAV倍率は株式投資でいうところのPBRなようなもので、割安度を判断する上で大切な指標の一つです。
その他にも、分配金の推移や物件用途別のポートフォリオなど重要情報がコンパクトまとめられていており他社を圧倒するボリュームです。
また、上場する一部のJリートETFの取引手数料を実質無料とする「ゼロリートETFプログラム」は大注目(2019年1月3日現在 以下の3銘柄)
銘柄コード | 銘柄名(連動指数) |
1597 | MAXIS Jリート上場投信(東証REIT指数) |
1660 | MAXIS 高利回りJリート上場投信(野村高利回りJリート指数) |
2517 | MAXIS Jリート・コア上場投信(東証REIT Core指数) |
取引手数料が実質無料ですし1~2万円程度から投資できるのが魅力です。
(分配金はいずれも年4回となっています。)
J-REITに対する本気度では他社を圧倒しているので、この分野への投資が中心の人には非常にオススメの証券会社です。
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【J-REIT 代表的な指標】
●格付け:日銀の買い入れとも関係する重要指標
●NAV倍率:J-REITの割安度を判断するのに使用
●FFO倍率:稼ぐ力を判断。J-REIT版のPERです
●NOI利回り:プロが注目する、真実の利回り
●LTV:財務状況や増資の予想にも役立つ指標