分配金はお小遣いではありません
投資信託では毎月分配型と言われる投資信託が大人気です。
「毎月一定金額が貰えるので、銀行預金よりもお得!」と考える人がいますが、これは大きな誤解です。
気がついたら大きな損失が出ていたということもありますので、分配金の意味を理解する事が大切です。
分配金は資産の一部を切り取ったもの
銀行預金では一定期間ごとに利子が発生します。利子が発生しても元本が減るわけではありません。
しかし、 投資信託の分配金は利子とは全く異なるシステムとなっています。
マネックス証券HPにとても分かりやすい図がありましたので見てみましょう。
図を見ていただければ分配金は資産の一部から切り取ったものだという事がわかります。
つまり、分配金を出せば、その分だけ資産(基準価格)が減っているという事になります。
預金に例えるならば、利子ではなく引き出しに近いイメージです。
◆資産運用では分配金なしの方が効率的
長期的な観点で言えば、分配金なしの方が資産運用に向いていると言われています。
一般的に分配金なしの投資信託は分配金ありの商品よりも資産が雪だるま式に増えていくと考えられ効率性が良いと言われています。
◆毎月分配型はダメなの?
毎月分配型が悪いわけではありません。資産が一定額まで増えた人には、毎月分配型投資信託で運用を行いながら資産を切り崩していくという方法をとっている人もいます。今から資産を増やしていきたい人にはオススメはしませんが、老後などには一定の利用価値があると思います。
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