投資を行う目的には値上がり益の期待もありますが、配当も大きな魅力。
やはり、銘柄を探す時に配当は気になりますよね?
高配当銘柄で安定的な運用をしたいと考えている人は少ないないと思います。
老後生活でも配当収入が定期的にあれば金銭面のメリットはもちろんですが、精神面でも大きな支えになりますね。
高配当銘柄を購入したい人にとって、米国市場は注目です。
実際に長く米国株に投資をしている人には、配当だけで生活をしている人もいます。
このページでは、米国株の高配当株、連続増配株の魅力について紹介していきます。
マネックス証券の投資教育部門が【ゼロから学べる「米国株コース」】を開講。
米国株投資や銘柄選びなどが体系的に学べます(講師は岡元 兵八郎氏など)
体験談 管理人が受講した感想はコチラ
米国株は増配を継続 50年連続増配の企業も!
配当目的で投資で行う場合には、大切な事として企業の存続性があります。
そう考えると大企業の方が安心なのです。
ただし、日本市場ではその選択に限りがあります。
高配当株であっても、数年後に減配や無配に転じては意味がありません。
配当目的の投資では、「長期で安定的に配当を支払える企業」を選択する事が絶対条件です。
米国では企業規模に関係なく配当を重視する傾向があり、財務が盤石な有名大手企業でも高い配当が望めます。
その事はダウ構成銘柄30社の配当実績の推移にも現れています。
※2004年~2013年 10年間の配当推移
グラフを見ると分かると思いますが、配当金が減少したのは史上最悪の危機と言われたリーマンショックの影響があった時だけです。
また、危機が去ればすぐに増配軌道へと戻っています。
米国上場企業のデータを調べたところ、30年以上も連続増配を継続している企業が約50社もありました。
リーマンショック(2008円)、チャイナショック(2015年)、コロナショック(2020年)といった危機があったことを考えると増配継続は本当に凄いことです。
ちょっと日本市場では考えられない話ですね。
参考までに、「米国株 注目の50銘柄」から連続増配が30年以上の企業をピックアップしてみました。
30年以上の連続増配株をピックアップ
年数 | 銘柄 |
65年 | P&G(PG) |
63年 | スリーエム(MMM) |
58年 | コカ・コーラ(KO) |
58年 | ジョンソン&ジョンソン(JNJ) |
51年 | アルトリア・グループ(MO) |
年数 | 銘柄 |
48年 | ウォルマート(WMT) |
45年 | ウォルグリーン・ブーツ(WBA) |
45年 | マクドナルド(MCD) |
38年 | エクソンモービル(XOM) |
33年 | シェブロン(CVX) |
ここで記載する銘柄は NYダウやS&P500(米国大型優良株)に採用 されるような財務体質がシッカリしている企業が中心です。
連続増配の銘柄は、年々配当が増えていく可能性が高いので、運用計画が立てやすいメリットがあります。
また、株価が下落しても配当を貰いながら保有する選択肢があるので、安心感があるのは魅力です。
私はジョンソン&ジョンソンを保有しています。
マネックス証券の投資教育部門が【ゼロから学べる「米国株コース」】を開講。
米国株投資や銘柄選びなどが体系的に学べます(講師は岡元 兵八郎氏など)
体験談 管理人が受講した感想はコチラ
配当利回り5%超!米国企業は株主を重視する文化がある
配当が増えていく理由には堅調な企業業績があげられます。
しかし、それだけが理由ではありません。
米国企業には株主重視の体質が根付いていることも要因です。
日米の経営者に対する例え話として「日本は売上が落ちたら青ざめ、米国は株価が下落すると青ざめる」という話があります。
米国企業の株主重視という企業文化が高配当・連続配当へと繋がっているのです。
「株式投資=日本株」という固定概念さえ捨てれば、簡単に高配当株を探す事ができると思います。
参考までに、「米国株 注目の50銘柄」から配当利回りが4%以上で連続増配が10年以上継続している企業をピックアップしてみました。
※直近配当をもとに計算
配当利回り4%以上+10年以上連続増配企業
配当利回り | 銘柄 |
7.7% | アルトリア・グループ(MO) |
5.6% | エクソン・モービル(XOM) |
5.0% | シェブロン(CVX) |
4.8% | ベライゾン(VZ) |
配当利回り | 銘柄 |
4.6% | アイビーエム(IBM) |
4.2% | サザン(so) |
4.0% | ウォルグリーン(WBA) |
数字上だけならば10%程度の銘柄もありますが、財務状況や業績に不備があるものは除きました。
ここで記載する銘柄はNYダウやS&P500(米国大型優良株)に採用されるような財務体質がシッカリしている企業が中心です。
尚、最初は利回り3%以上の企業をピックアップしたのですが、あまりの数が多いので断念しました。
大企業でも配当利回り3%以上がゴロゴロあるのが米国株の魅力です。
ただし、 株価が低迷して配当利回りが上昇しているケースがある のも事実です。
配当利回りが高すぎるときは、業績をチェックしておくと良いでしょう。
参考までに私はマネックス証券の【銘柄スカウター】を利用して銘柄分析をしています。
この件については別ページでまとめていますので、興味がある人は覗いてみてください。
今回は「米国株の上昇力、日本株との比較、資産形成に向いている理由」について紹介しました。米国投資を考えている人はぜひ参考にしてみてください。
また、その他の魅力や米国投資をする際の証券会社を選ぶポイント、投資方法などは以下の項目で説明しています。興味がある人は覗いてみてください。
【米国株が注目される理由】
- 資産運用で注目される理由:「米国株に塩漬け無し」って本当?日本株との比較は驚きの結果
- 先進国の中で異例のプラス:米国経済が長期投資に向いている理由!人口推移が理想的
【なるほど!?投資の参考】
- 月が買い・売り?下値は?:米国株の投資データ!売買のチャンスはいつ?
- NYダウが注目される理由:NYダウへの投資が魅力!過去10年で株価は2倍以上
【私の戦略】 長期投資向きのETFと優良個別株に投資
私が米国株の投資で重視しているのが「長期的には利益成長と株価は連動する」という王道的な考え方です。
海外ETFについては、【DGRW】米国株クオリティ配当成長ファンドを定期積立してます。
この銘柄はROA・ROEなどの収益性から利益(配当)の成長期待がある銘柄を選択しているのが特徴。
米国の個別株ではジョンソン&ジョンソンとVISAに投資!
それぞれ毎月数万円を定期買付をしています。
定期買付が基本戦略です
さらに、急落時を狙ったスポット買付も実施。
米国市場は年に1~2回は株価下落があるので、10~20%程度下がった時にまとめて購入するようにしています。
指値をして待つだけなのですが、この時に時間外取引も含めて設定しておくのがポイントです。
※私が取引するマネックス証券は時間外取引ができる貴重な会社。
時間外取引だと通常の取引時間よりも安い株価になることがあるので、チャンスが大きく拡大します。
私の戦略は定期積立と指値注文という単純な方法ですが、米国株だけで通算3500万円以上の利益が得られました。
堅い投資スタイルですが、基本を忠実に行う事が成功の近道だと考えています。
注目 米国株は簡単!「売却タイミング」の悩みを1秒で解決する方法
【最新版】米国株に強い証券会社
米国株や海外ETFは、大手ネット証券のマネックス証券・SBI証券・楽天証券の3社で取引が可能です。
手数料や銘柄数は3社とも横並びですが、取引条件については大きなバラツキがあります。
3証券の比較をしましたので、各社の違いを確認してみてください。
2022年版米国株取引で有利な証券会社は?ネット証券3社を徹底比較
米国株取引で人気が高いネット証券3社
証券会社&説明 | 公式サイト・お申込み |
SBI証券 貸株サービスが魅力 |
|
マネックス証券 好条件オススメNO.1 |
|
楽天証券 海外ETFが豊富に揃う |
サイト利用時の注意・免責事項
掲載情報は、信頼するに足ると信じる情報に基づいて作成したものですが、当サイトのデータの正確性は保証されていませんのでご注意下さい。本サイトの情報等を用いて行う行為に関して、その責任は全て利用者自身に帰属します。万一、利用者が何らかの損害を被った場合、その損害に関して当サイト管理者および情報を提供している第三者は一切の責任を負うものではありません。