2020年1月より大手ネット証券(マネックス証券、SBI証券、楽天証券)で海外ETFの特定銘柄で買付手数料が実質無料になるサービスがスタート。
証券会社によって取扱銘柄が若干異なりますが、低コストで人気が高い バンガード社の3商品(VT、VOO、VTI)、高配当のSPYD については共通です。
海外ETFに興味がある人や頻繁に取引をする人にとっては、買付コストが削減できるので大注目のサービスと言って良いでしょう。
ここでは、最初に無料サービスを発表したマネックス証券のラインアップを紹介しています。
尚、楽天証券 と SBI証券 の買付無料ETFは、証券会社の紹介ページに記載しています。
※社名をクリックすると紹介ページに移動します。
マネックス証券【米国ETF買い放題プログラム】
当初は「米国ETF買付応援プログラム」という名前でスタートしましたが、22年9月からは名称を変更してパワーアップしました。
これはキャンペーン等の限定企画ではなく、基本的に継続サービスです。
銘柄については半年に1度のペースで見直しが行われる予定です
※プログラムの内容は変更または中止となる場合があります。
プログラムのルールについて以下の通りです。
開始日 | 2022年9月1日(木)より |
内容 | 買付手数料(税抜分)を全額キャッシュバック |
対象ETF | 厳選銘柄 ※ETF名と詳細は次の項目で紹介 |
ETFの内容変更 | 対象銘柄は半年に一度のペース見直しを行います。 |
手数料の返却 | 取引を行った日の翌月末までに、米ドルで外国株取引口座へ入金 |
【注意点】
・NISAでの取引は、本プログラムの対象外。
・他のキャンペーンと重複した場合は、対象外となることがあります。
・予告なく変更または中止となる場合があります。
次の項目では具体的に取扱い商品の内容について紹介します。
対象銘柄:2022年9月1日現在
「米国株ETF買い放題プログラム」の対象ETFは13銘柄となっています。
※銘柄名をクリックすると、株価や配当利回りなどの詳細を確認できます。
バンガード 銘柄名 | ティッカー | 投資対象・概要 |
バンガード・トータル・ワールド・ストックETF | VT | 全世界株式 47ヶ国で約8000銘柄 |
バンガード・S&P500ETF | VOO | S&P500 米国大型500社 |
バンガード・トータル・ストック・マーケットETF | VTI | 米国市場の全体 約3500銘柄 |
バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF | VWO | 新興国株式に幅広く投資 |
ブラックロック 銘柄名 | ティッカー | 投資対象・概要 |
iシェアーズ・コア 米国高配当株 ETF | HDV | モーニングスター配当フォーカス指数 |
ストリート・グローバル・アドバイザーズ | ティッカー | 投資対象・概要 |
SPDRポートフォリオS&P500高配当株式 ETF | SPYD | S&P 500 高配当指数 |
インベスコ 銘柄名 | ティッカー | 投資対象・概要 |
インベスコ QQQ トラスト シリーズ1 | QQQ | ナスダック100指数 |
グローバル X 銘柄名 | ティッカー | 投資対象・概要 |
グローバルX NASDAQ100・カバード・コール ETF | QYLD | CBOE NASDAQ-100・バイライト・V2・インデックス |
グローバルX リチウム&バッテリーテック ETF | LTY | ソラクティブ・グローバル・ リチウム・インデックス |
グローバルX サイバーセキュリティ ETF | BUG | Indxx サイバーセキュリティ インデックス |
グローバルX 自動運転&EV ETF | DRIV | ソラクティブ・自動運転&EV・インデックス |
グローバルX 米国優先証券 ETF | PFFD | 米国優先証券 |
グローバルX・S&P500・カバード・コール・ETF | XYLD | CBOE・S&P500・バイライト・インデックス |
人気が高いバンガード社のVT、VOO、VTIが対象となっているのは嬉しいですね。
低コストなので長期運用 にもピッタリだと思います。
また、成長株のQQQや新興国株のVWOはメイン投資を補足するサテライトとして利用価値が高いですね。
株式と債券の間に位置する優先株式で構成されるPFFDも面白いと思います。
今回のサービスはマネックス証券のオリジナルサービスになります。
口座を保有している人は、活用してみてください。
優良 マネックス証券〔米国株分析サイト〕が凄い!管理人の必須ツール
【参考】 管理人の海外ETFの投資方法
VOOのような堅いETFを定期的な積立して、大きく下がった時にガッツリとスポット買いをしています。
スポット買いの目安は10%程度下がった時にまとめて購入する感じです(指値をして待つだけ!買い急ぎは厳禁)。
購入後は、ホッタラカシで値上がりを待つだけです。こんな単純な方法ですが、ここ数年は米国株と合わせて数百万円の利益が続いています。
この方法で非常に役立っているのが“マネックス証券の指値期間(90日)と逆指値”。
時間外取引についても指値対象となっているので、市場時間よりも安く買えることが多いのが魅力です。
さらに、株価上昇に応じて自動的に逆指値が切り上がる機能(トレールストップ)が利用できるので、事実上のホッタラカシ投資が可能です。
注目 米国株は簡単!「売却タイミング」の悩みを1秒で解決する方法
マネックス証券は米国株で時間外取引ができる貴重な会社!
この時間帯に指値をしておくと、非常に安く購入できることがあるので注目です。
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