NYダウと同じパフォーマンスが期待できるETF
【ティッカーシンボル:DIA】 設立1998年
ダウ・ジョーンズ工業株30種平均指数に連動する投資成果を目指す商品設計。
同指数を構成する米国の大型株30銘柄を保有。世界一有名な指数であるNYダウに連動するETFです。
SPDR ダウ工業平均 ETF(DIA)の概要 | |
ベンチマーク | ダウジョーンズ工業株価平均 |
構成銘柄 | 30銘柄 |
管理報酬 | 年率0.16% |
年間配当 | 年12回(毎月) |
※2020年5月現在 ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズからの情報を参照
★たった30銘柄だけど、好パフォーマンス!
米国投資ではバンガード・S&P500ETF(VOO)や米国全市場に連動するバンガード トータル・ストック・マーケットETF(VTI)が注目されています。幅広い分散効果と成長性への期待が高い事が人気の理由。
それに対して、SPDR ダウ工業平均 ETF(DIA)はたったNYダウの30銘柄だけですので敬遠する人が目立ちます。しかし、実際のリターン成績を見てみると人気とは違う結果が見えてきます。
【過去5年間の年率リータン】
コロナショックが直撃した2020年3月末 を基準に確認してみましょう。
銘柄名 | 銘柄数 | ※安定性 | 5年リターン |
DIA | NYダウ30 | 14.3% | 6.72% |
VOO | 約500 | 14.2% | 6.70% |
VTI | 3500以上 | 13.7% | 5.77% |
※安定性は5年間の標準偏差。基本的に数値が小さいほど価格変動が小さい。
株価上昇局面でウォール街では「どの銘柄が一番儲かった?」という質問に、「それはNYダウさ!」という軽口が交わされるケースがありますが、これは冗談話ではなく限りなく真実に近い話!?
ちなみに、SPDR ダウ工業平均 ETF(DIA)が好成績の理由としては2015年3月から組み入れられたアップル(AAPL)の影響が大きいと思います。
時代に合わせて銘柄構成が変わっていのがNYダウの特徴。
アップルが組み込まれる前年には、VISAやNIKE、ゴールドマンサックスも組み込まれました。つまり、NYダウ30銘柄といっても5年前とは中身は違うのです。
いつ購入しても優良銘柄で構成されている点がNYダウの魅力とも言えます。
NYダウへの投資が魅力!主要投資企業と配当状況・運用成績
●配当状況とリターン 基準日:2021年1月22日
基準日・株価 | 配当の回数 | 配当利回り |
309.97$ | 年12回 | 0.5% |
1年/最高値 | リターン/1年 | リターン/5年 |
312.71$ | 9.2% | 17.0% |
100万円を投資した時の5年後の金額は?
年率5%ならば125万円~130万円、10%ならば約160万円です。
※為替は考慮していません。
・配当利回りは直近配当から計算しており、今後を保証するものではありません。
・データは情報提供が目的で、売買を推奨するものではありません。
・いずれも独自考察・調査の為、正確性は保証されていません。
●投資セクタートップ5(2020年5月7日現在)
以下はDIAのセクター比率です。
各セクターとインデクスの誤差は同水準~0.01%程度です。
順位 | 銘柄 | 比率 |
1位 | 情報技術 | 25.6% |
2位 | ヘルスケア | 15.7% |
3位 | 一般消費財・サービス | 14.3% |
4位 | 金融 | 13.1% |
5位 | 資本財・サービス | 12.6% |
※セクター比率は調査期日の状況。市場動向で変動します。
★セクター分類: 景気敏感 、 ディフェンシブ
●NYダウ工業株30種の構成銘柄(2020年8月31日 現在)
NYダウに採用されている30銘柄です。
財務体質が高く盤石な事業を展開する企業が多いので、長期投資家から人気があります。
銘柄(コード)/業態 |
アップル(AAPL) コンピューター |
アムジェン(AMGN) バイオ医薬 |
アメリカン・エキスプレス(AXP) 金融 |
ボーイング(BA) 航空機 |
キャタピラー(CAT) 重機 |
シスコシステムズ(CSCO) 情報通信 |
セールスフォース・ドットコム(CRM) クラウド |
シェブロン(CVX) 石油 |
ダウ(DOW) 素材化学 |
ウォルト・ディズニー(DIS) 娯楽・メディア |
ゴールドマン・サックス(GS) 金融 |
ホーム・デポ(HD) 小売業 |
ハネウェル・インターナショナル(HON) 複合企業 |
アイビーエム(IBM) IT |
インテル(INTC) 半導体 |
銘柄/業態 |
ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ) ヘルスケア |
JPモルガン・チェース(JPM) 金融 |
コカ・コーラ(KO) 飲料 |
マクドナルド(MCD) 外食 |
スリーエム(MMM) 化学 |
メルク(MRK) 医薬品 |
マイクロソフト(MSFT) ソフトウェア |
ナイキ(NKE) その他製品 |
P&G(PG) 日用消費財 |
トラベラーズ(TRV) 保険 |
ユナイテッドヘルス(UNH) 保険 |
VISA(V) その他金融 |
ベライゾン・コミュニケーションズ(VZ) 通信 |
ウォルグリーン(WBA) ドラッグチェーン |
ウォルマート・ストアーズ(WMT) 小売業 |
掲載の企業情報は、信頼するに足ると信じる情報に基づいて作成したものですが、当サイトのデータの正確性は保証されていませんのでご注意下さい。提供している情報によって不利益を被ることがあっても当方は一切の責任を負いません。
優良 マネックス証券〔米国株分析サイト〕が凄い!管理人の必須ツール。
~管理人の実践投資~ 海外ETFの強い証券会社
米国株や海外ETFは、大手ネット証券のマネックス証券・SBI証券・楽天証券の3社で取引が可能です。
手数料は3社とも最安水準で横並びですが、「時間外取引の有無」「注文サービス」などについては証券会社でバラツキがあるのが実情。(以下参照、銘柄数は米国株)
★証券会社によって条件がこんなに違う!(2020年10月25日 現在)
証券会社 | 銘柄数 | 注文サービス | 時間外取引 |
マネックス証券 | 最多 3800以上 |
最多・充実 逆指値/OCO他 |
〇 重要 |
SBI証券 | 多い | 逆指値あり | × |
楽天証券 | 多い | 指値と成行 | × |
※取引手数料は3社とも約定金額×0.45%(最高20米ドル)が基本です。
※マネックス証券は買付時の為替手数料が無料:2020年12月15日現在
【詳細:米国株取引 ネット証券を徹底比較】
【ヒント】 管理人の海外ETFの投資方法
海外ETFは、VIG や DGRW といった財務体質がシッカリした銘柄を集めたものに中心に買付しています(景気低迷に強い傾向)
また、今後はITが必要不可欠になると考えており、ハイテク関連の勝ち組をそろえた QQQ にも注目しています。
私の戦略としては少額をチョコチョコ買付しながら、急落時にスポット買付する方法。
米国市場は年に1~2回は株価下落があるので、目安は10%程度下がった時にまとめて購入することが多いです。(指値をして待つだけ!買い急ぎは厳禁)。
この下落で注目したいのが時間外取引です。
米国株は 時間外取引だと安く購入できることがあります。 (私がマネックス証券をメインにする最大の理由)
購入後は、ホッタラカシで値上がりを待つだけです。
この投資で非常に役立っているのが“マネックス証券のトレールストップ”。
投資の理想である【損小利大】がホッタラカシでも可能になります。
Blog 米国株は簡単!「売却タイミング」の悩みを1秒で解決する方法
とても単純で簡単な方法ですが、数年間で3500万円以上の利益が得られました。
利益が伸びない人は選択肢の一つとして参考にしてみてください。
米国株/海外ETFの取引が可能なネット証券
証券会社&説明 | 公式サイト・お申込み |
マネックス証券 好条件オススメNO.1 |
![]() |
SBI証券 貸株サービスが魅力 |
![]() |
楽天証券 海外ETFの本数が多い |
![]() |
サイト利用時の注意・免責事項
掲載情報は、信頼するに足ると信じる情報に基づいて作成したものですが、当サイトのデータの正確性は保証されていませんのでご注意下さい。本サイトの情報等を用いて行う行為に関して、その責任は全て利用者自身に帰属します。万一、利用者が何らかの損害を被った場合、その損害に関して当サイト管理者および情報を提供している第三者は一切の責任を負うものではありません。