コストが非常に安いのが海外ETFの特徴、長期保有には有利!
「海外ETF・・、今は国内の投資信託もコストが安いよ」と考える人も多いと思います。確かにインデックス投資信託に関してはコストが下ってきていますが、海外ETFと比べると大きな開きがあるのが現状です。
例えば、米国市場のS&P500に連動する海外ETFと国内の投資信託の費用を比べてみましょう。
i-mizuho米国株式インデックス 年間の経費率0.57%(投資信託)
バンガード・S&P500ETF 年間の経費率0.03%(海外ETF)
上記の○%というのを見ても、あまりピンとこないと思います。
違いを実感してもらう為に「100万を期待収益率5%で20年間保有した場合を結果を予想してみましょう。
注意:経費率などの変動要因もあるので、数字は保障されていません。目安程度に見てください。
商品名 | 20年後の金額 | 増額利益 |
i-mizuho米国株式インデックス | 238万円 | +138万円 |
バンガード・S&P500ETF | 263万円 | +163万円 |
概算ですが、20年の保有で約25万円の利益で差が出る結果となりました。
(1000万で計算すれば約250万の差ですから、非常に大きな差です)
購入手数料ではi-mizuho米国株式インデックスが無料という優位性はありますが、海外ETFは手数料が安いマネックス証券などを利用すれば上限でも20米ドル(1ドル=120円なら2400円)程度ですので、それを考慮しても約24万の差があります。
【注目】米国株の取引きで、マネックス証券を選ぶ投資家が多いのは何故?
投資信託の魅力は積立購入
投資信託のメリットは、積立設定が可能な点があげれます。また一定額を定期的に購入することで平均購入単価を安く抑えられたり、時間分散によるリスク低減効果も期待できます。
【参考:ドル・コスト平均法で資産形成】
それに対してETFは積立設定が出来ない為、自分自身で買うタイミングを考えなくてはいけません。特に投資初心者にとっては“買値を自分で決める”というのは難しい事かもしれません。経験が少ない人にとっては投資信託の方が精神的負担が少ないと思います。
【買値の参考:米国株の投資データ!売買のチャンスはいつ?】
結局は、どっちが良いの?
海外ETFは経費率が低いので保有時に強みがあり、投資信託は積立というメリットがあります。
これは、どっちが良い?と一つに決めるよりも、両方のメリットを合わせて活用すれば良いと思います。
例えばですが、冒頭のS&P500(米国株)であれば「i-mizuho米国株式インデックス」を毎月5万円の積立投資を行っていきます。そして積立額が100万を超えてきたら、100万だけ解約してバンガード・S&P500ETFの購入資金に充てます。これを繰り返していけば、積立購入のメリット&保有経費削減が可能になります。
注意:投資信託を解約するときに利益に対して税金が発生します。
海外ETFの購入タイミングに対する参考?
管理人は200日平均移動線に注目して指値を決定しています。
下記の図はNYダウ2年間のチャート(2013年3月~2015年2月)ですが、下値がだいたい200日平均移動線をポイントに切り返している事がわかると思います。
※200日平均移動線はこちらのチャートを利用しています⇒コチラ
管理人は今まで、この方法で買いのタイミングを決めているのですが、とても良い結果になっています。
もっともリーマンショックのような大事件の時は200日線を簡単に突き抜けてしまうので完全に信頼してしまうのも問題があると思います。
~管理人の実践投資~ 海外ETFの強い証券会社
米国株や海外ETFは、大手ネット証券のマネックス証券・SBI証券・楽天証券の3社で取引が可能です。
手数料は3社とも最安水準で横並びですが、「時間外取引の有無」「注文サービス」などについては証券会社でバラツキがあるのが実情。(以下参照、銘柄数は米国株)
★証券会社によって条件がこんなに違う!(2020年10月25日 現在)
証券会社 | 銘柄数 | 注文サービス | 時間外取引 |
マネックス証券 | 最多 3800以上 |
最多・充実 逆指値/OCO他 |
〇 重要 |
SBI証券 | 多い | 逆指値あり | × |
楽天証券 | 多い | 指値と成行 | × |
※取引手数料は3社とも約定金額×0.45%(最高20米ドル)が基本です。
※マネックス証券は買付時の為替手数料が無料:2020年12月15日現在
【詳細:米国株取引 ネット証券を徹底比較】
【ヒント】 管理人の海外ETFの投資方法
海外ETFは、VIG や DGRW といった財務体質がシッカリした銘柄を集めたものに中心に買付しています(景気低迷に強い傾向)
また、今後はITが必要不可欠になると考えており、ハイテク関連の勝ち組をそろえた QQQ にも注目しています。
私の戦略としては少額をチョコチョコ買付しながら、急落時にスポット買付する方法。
米国市場は年に1~2回は株価下落があるので、目安は10%程度下がった時にまとめて購入することが多いです。(指値をして待つだけ!買い急ぎは厳禁)。
この下落で注目したいのが時間外取引です。
米国株は 時間外取引だと安く購入できることがあります。 (私がマネックス証券をメインにする最大の理由)
購入後は、ホッタラカシで値上がりを待つだけです。
この投資で非常に役立っているのが“マネックス証券のトレールストップ”。
投資の理想である【損小利大】がホッタラカシでも可能になります。
Blog 米国株は簡単!「売却タイミング」の悩みを1秒で解決する方法
とても単純で簡単な方法ですが、数年間で3500万円以上の利益が得られました。
利益が伸びない人は選択肢の一つとして参考にしてみてください。
米国株/海外ETFの取引が可能なネット証券
証券会社&説明 | 公式サイト・お申込み |
マネックス証券 好条件オススメNO.1 |
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SBI証券 貸株サービスが魅力 |
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楽天証券 海外ETFの本数が多い |
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